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IP（Internet Protocol）

• 概要
1. TCP/IPでの基本的な電文単位である「パケット」を送信する仕組み。
2. IPアドレスをパケットに持つことによりホスト間の１対１の通信を実現する。
3. 基本的には「送りっぱなし」であり、送達保証機能は備えていない。
4. ネットワークインターフェース層で通信可能な範囲を「セグメント」と呼ぶ。
5. セグメント間の通信はARPプロトコルを利用して実現する。
6. RFC791
• IPヘッダ

オクテット	1								2								3								4
bit	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	21	22	23	24	25	26	27	28	29	30	31
0	バージョン				ヘッダ長				サービスタイプ								データ長
32	送信元証明																フラグ			属性
64	タイムアウト時間								プロトコル								ヘッダーチェックサム
96	送信元アドレス
128	送信先アドレス
160	オプション

• IPアドレス

ネットワーク層における論理アドレス

IPアドレスの詳細へ

• 仕様
1. セグメント内の通信

宛先IPアドレスを持ったブロードキャストパケットを全ノードに対して送付し、IPアドレスの一致するノードにMACアドレスを返してもらう。以降、このMACアドレスに対してパケットを送信する。

2. セグメント間通信

宛先IP宛てのブロードキャストのレスポンスがなかった場合、デフォルトゲートウェイ宛てのARPテーブルを作成し、フレームの宛先MACアドレスはルーター、パケットの宛先IPアドレスは任意ノードである電文を生成して、ルーターにこのパケットを送ってもらう。