次のようなコマンドをSMTPサーバとSMTPクライアントでやり取りし、メール配信を依頼する。
①接続確立⇒②送信者の通知⇒③宛先通知⇒④メッセージの送信(10MB)⇒⑤(エラーがある場合)エラー通知⇒⑥接続終了
ユーザー認証機能を備えていないため、以下のような補完方式を採用する場合がある。
クライアントがPOPによるユーザー認証に成功した場合に限り、一定時間、その接続IPアドレスからのSMTP接続を許可する方式。
メール送信時にPOPにメール受信要求をし、POP認証ができなければSMTPも実行されない。
前述のSMTPコマンドに認証用のコマンドを追加することで実現する。
特にプロトコルとして規定されているわけではないので、SMTPサーバとSMTPクライアント(メーラ)の仕様が一致していないとできない。
代表的なものにWindowsが提供するSMTPサーバとOffice OutLookやExchangeに実装されたSPA(Secure Password Authentication)がある。