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RIP(Routing Information Protocol)
- 概要
- ディスタンスベクタ型ルーティングプロトコル。
- RIPv1とRIPv2が存在。
- ルーター数10台くらいまでの小規模ネットワーク向き。
- ホップ数(ルータ数)をメトリックとする。
- ディスタンスベクタ方式
- 隣接するルータがルーティングテーブルを交換し合うことで情報を伝達。
- ディスタンス(距離)とベクタ(方向)を使用して計算する。
- ルーター間で定期的にルーティングテーブルのコピーを交換。
- コンバージェンス(ルーティング情報の集束)が遅い。
- 経路ループが生じてしまう。
- RIP
- RIPv1
- メトリックにホップ数
- ホップ数は最大15
- 定期的にルーティング情報をアップデート
- クラスフルルーティングプロトコル
- 30秒毎にブロードキャストで情報を送信
- VLSM未対応
- RFC1058
- RIPv2
- RIPv1の1.と同じ
- RIPv1の2.と同じ
- RIPv1の3.と同じ
- クラスレスルーティングプロトコル
(ルーティング情報にサブネットマスクが必要)
- 30秒毎にマルチキャスト(224.0.0.9)で情報を送信
- VLSMに対応
- RFC2453